ストレスコーピングとは

ストレスコーピングとはストレスを感じた時に対処する方法の事です

このページにはストレスを感じた時にどのような事をすれば良いのかを具体的に書いてます。

  • 行動によるコーピング(対処努力)
    行動による対処は、「積極的コーピング」と「消極的コーピング」の2種類に大別できます。負担を軽減し、ストレス反応を軽くするためには、
    ・情報収集をしたり計画を立てる、といった問題解決に向けた積極的な問題解決
    ・似た経験を持つ人に相談したり、置かれた状況を人に話すといった他者への相談

    といった積極的コーピングが有効です。一方で、・直面する問題について考えるのをやめる、といった問題の放置
    ・状況をあるがままに受け入れてしまう、感情を抑えるといった我慢・諦め

    といった消極的コーピングを取ると負担を軽減できず、ストレス反応が重くなってしまいます。負担を軽減するためには、「積極的コーピング」が有効です。しかし、困りごとの内容によっては、どう頑張っても積極的なコーピングができないこともあります。その場合は、どんなコーピングが可能な冷静に考え、積極的コーピングに少しでも近づけるよう試してみてください。
  • 認知によるコーピング(対処努力)
    “困りごと”の種類によっては、どうがんばっても行動による積極的な対処ができないこともあります。
    このような場合、“困りごと”を前向きに捉える思考(認知)による対処が重要となります。
    認知による対処には、
    ・状況を前向きに捉え、ポジティブな要素を見つけ出していくこと
    ・将来に期待し、希望や明るい見通しをもつこと
    ・周囲の人の助言やアドバイスを頼り役立てようという意識をもつこと
    ・粘り強く取り組む強い意志をもつこと
    ・様々な角度から客観的に状況を捉え論理的に考えていくこと
    ・一時的な感情に流されず、冷静に状況を捉えていくこと
    といった困難な状況を前向きに捉える思考(認知)特性があります。これらの思考(認知)を
    行うほど、心の健康を維持・増進させることが可能になります。
  • ソーシャルサポート(周囲からの支援)
    わたしたちは一人ひとり、少しずつ異なるコーピングの原動力を持っています。幅広い友人関係や仕事や生活への満足感、それらを維持する人付き合いのうまさなどは、積極的なコーピングを作り出す原動力となります。
    その原動力の一つである、ソーシャルサポート(他者からの豊かな支援)は心の健康維持に抜群の効果を発揮します。
    社会人の男女・約7,500名を対象にした調査で、ソーシャルサポートを多く受けていると、ストレッサーもストレス反応もともに少なくなることが分かりました。ソーシャルサポートは、心の健康を保つ際にも抜群の効果を発揮するのです。
  • ソーシャルスキル(人付き合いの技術)
    より豊かなソーシャルサポートを受けるために必要なのが、人付き合いの技術であるソーシャルスキルです。みなさんの周囲にも、相性の良し悪しに関係なく、誰とでもうまくつきあい、幅広い人間関係を築いている人がいるのではないでしょうか。 私たちはこうした“人づきあいが上手な人”を見ると、「あれは天性のもので、自分にはとても真似できない」と思いがちです。しかし、ソーシャルスキルは、あくまでスキル=技術であり、先天的に備わった特別な才能ではなく、努力すれば身につけることができるものです。このスキルを磨くことが、ストレッサーから受ける“負担”を減らす鍵を握っているといえます

ストレス反応(ストレスによる心身の変化)は、疲労感やイライラ感、不安感、抑うつ感といった心理的ストレス反応と身体的ストレス反応(身体愁訴)の2種類に分類され、これらの心身の変化を感じているほど、注意が必要な状態であるといえます。

不適切なコーピングや周囲からの支援が不足していた場合など、ストレッサー(“困りごと”)がもたらした心理的負担を軽くできない場合には、ストレス反応が強まっていきます。

ストレス反応が強まっていくことを自覚したら、自分ひとりで悩まずに、医師や保健師、カウンセラーなどに気軽に相談することが、問題の早期解決につながります。

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