心の中の葛藤

アドラーの心理学がこれほどまでに支持されるのは「課題の分離」として人は人、自分は自分ときっぱりわけることで、人間関係のなやみから解放されると言うものが現代人の心持ちにマッチしてるからなのでしょう。
”うまくやっていけない他人と話し合いに使う時間は無駄であり、話し合うべきは自分自身である”
つまり自分の心との対話をしていくと言うのがアドラー流の心理学と言うことである。

現代人はどうしてストレス社会と言われるのか、どうして生き辛さを感じる人が多いのか。

と、言う事は昔はストレスがなかったの?みんな気楽にのほほーんと生きていたの?

いいえ。そんな事はけっしてありません!むしろ、昔の方が、生きることが厳しかったのです。当然ですね。私たちが今「当たり前と思っている「自動車」「洗濯機」「クーラー」「掃除機」「電話」そして時代が更に進んで「スマホ」「パソコン」

これらを今の私たちから取り上げられたらどうでしょうか。

今では自動で機械がやってくれることを昔の人たちはすべて「手」を「体」を使ってやっていました。
そう考えると、身体を動かす事に忙しくて、その日1日の物理的な片付け事が多くて精神的に悩む余裕がなかったことがわかりますね。

※散々「昔」「昔」と書いてましたがここで言う昔は「戦前」としています。

また、昔は進む道が産まれた時から決まっていましたよね。
稼業を継ぐと言うのがあたりまえであり「将来は○○になりたい」なんて夢や希望を描くことすらなかったでしょう。
結婚相手も親や、周りの大人たちに決められます。ですから、受験に失敗したとか失恋したとか希望の会社が不採用になったと言う現代人の重い悩みなどなかったのですね。

国が全体的に貧しい時にはなかった事が、豊かになって問題化してくる。

まさにマズローの欲求段階説

豊かさゆえの、欲求の高さそしてそれを得られない時の挫折感。

これこそがストレス社会の所以なのですね。

私は女性なので、容姿も気になります。それは衣食住が事足りてる、容易に手に入るからであって、もし、食べ物を手に入れるのに必死にならない日々であれば、この顔に出来たシミなど、どうでもいいと感じてるでしょう。

今、こうしてパソコンに向かっていると、すみずみに宣伝広告がてで、「出来てしまったシミにはラグジュアリーホワイトの効果をお試しください」って文字が気になります。自分では決して高収入だとは思ってない、むしろ安い給料だ!と思っているのにそのような化粧品の宣伝文句が気になってると言う事は、豊かに暮らしている証拠なのです。でもそれを実感せずに不平不満の多い事。

悩める現代人は今ここで立ち返り自分と向き合い自分自身と対話する事が必要のようですね。

 

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